体力や好みに合わせて、木陰が心地よい金鞭渓の平坦な遊歩道か、石段を登って絶景を目指す袁家界や黄石寨のコースを選びましょう。歩く区間と下山の乗り物、出口のバスをあらかじめつなげておくと、無駄な歩行や待ち時間を減らせます。

森林公園南門(鑼鼓塔チケット売場)森林公园南门(锣鼓塔票站)
武陵源東門(呉家峪チケット売場)武陵源东门(吴家峪票站)
金鞭渓金鞭溪
黄石寨黄石寨
乱窜坡乱窜坡
袁家界袁家界
百龍天梯百龙天梯
天子山天子山
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一日で歩くコースを選ぶ

谷の木陰と高い場所からの峰林を一日で楽しむなら、金鞭渓から乱窜坡を経て袁家界へ登るコースがおすすめです。黄石寨と卧龙岭は、それぞれ別の日の徒歩コースにすると歩道を最後まで楽しめます。

谷を歩き通すなら金鞭渓、長い階段と山頂一周なら黄石寨を選びましょう。袁家界へ徒歩で上る道は、金鞭渓の途中にある千里相会から乱窜坡へ分かれます。天子山も歩いて登りたい場合は、別の日に組むと各展望台まで無理なく回れます。

コース 主な徒歩区間 時間の目安 入口と出口
金鞭渓 谷の遊歩道5.7km 徒歩2〜3時間 南門から東門、または逆方向
乱窜坡と袁家界 谷約3.5km、階段約2.3km、展望台約1.5kmと連絡路 一日5〜6時間 東門から入り、東門へ戻る
黄石寨 登り約3.2km、山頂周回約3.8km 登り1.5〜2時間、山頂約2時間と移動時間 南門から入り、南門へ戻る
卧龙岭と天子山 十里画廊の谷、長い階段、山頂展望台 登り2〜3時間と谷・山頂・移動時間 東門から入り、東門へ戻る

金鞭渓は高低差が少なく歩きやすい谷道です。黄石寨の前山登山道には約4,500段の石段が続きます。谷を歩く日と山頂へ登る日を分けると、体力を温存しながら景色を楽しめます。

金鞭渓を南門から東門まで歩く

木々と砂岩の崖に囲まれた金鞭渓
撮影 lienyuan lee

南門の 森林公园南门(锣鼓塔票站)から入り、大氧吧广场へ向かいます。老磨湾の横から 金鞭溪 の案内に沿って谷へ進みます。

主な遊歩道は 水绕四门 まで5.7kmあります。写真を撮りながら進むと2〜3時間が目安です。この区間は谷の両端を結ぶ徒歩専用道です。

前半では金鞭岩と、隣にあるワシ形の岩(神鹰护鞭)を見上げられます。劈山救母や紫草潭を通り、千里相会の分岐へ向かいます。袁家界へ登る階段はここから分かれます。谷をそのまま歩き通す場合は川沿いを進み、楠木坪を経て水绕四门へ向かってください。

東側の終点からは園内バスで東門の 武陵源东门(吴家峪票站)へ出られます。東門は武陵源の街に直結しており、このエリアのホテルへ戻るのに便利です。

逆方向に歩く場合は、東門からバスで水绕四门へ行き、西へ谷を歩いて南門へ抜けます。張家界市街地(永定区)のホテルへ戻る日に便利です。南門の外からは 张家界中心汽车站 行きのバスが出ています。武陵源の街へ戻る場合は 武陵源汽车站 行きのバスに乗ります。

園内バスは遊歩道の両端で利用できます。谷の中には乗り物がないため、歩き始める前に入口と出口を決めておきましょう。

乱窜坡から袁家界へ登る

川沿いの散策から切り立つ石柱の展望台まで、歩いてつなぐ充実したコースです。東門から入り、登りは石段、下りは百龍エレベーターを使って同じ東門へ戻ります。

  1. 東門から園内バスで水绕四门へ移動し、金鞭渓を西へ約3.5km歩いて千里相会へ向かいます。
  2. 袁家界と 乱窜坡 の案内に従って石段を登ります。登り区間は約2.3kmで、所要時間は40〜60分です。
  3. 后花园 に着いたら、迷魂台、乾坤柱、天下第一桥などの展望台を巡ります。約1.5kmの遊歩道で、景色を眺めながら1.5〜2時間過ごせます。
  4. 天下第一桥から案内標識に沿って迷魂台停车场へ戻り、園内バスで 百龙天梯上站 へ移動してエレベーターで下ります。
  5. 下側の園内バスで東門へ戻り、武陵源の街へ出ます。

一日は5〜6時間を見込み、乗り物の待ち時間を加えましょう。谷、階段、展望台の三つの区間は合計約7.3kmです。上側の戻り道と乗り場への連絡路も歩きます。

階段を下るコースにも組み替えられます。百龍エレベーターで上り、上側のバスで迷魂台へ行って袁家界を巡ります。その後、后花园から乱窜坡を経て千里相会の順に下りてください。川沿いを東の水绕四门へ歩き、園内バスで東門へ出ます。長い登りを省ける一方、まとまった階段の下りが残ります。

黄石寨の前山登山道と山頂一周

黄石寨の山頂周回路から見える砂岩の峰々
撮影 chensiyuan

しっかり石段を登り、山頂の絶景を一周して楽しみたい日に選びます。南門から入って南門へ戻る周回ルートです。

大氧吧广场の脇にある老磨湾の橋を渡り、黄石寨前山登山游道に入ります。天书宝匣、定海神针、南天门を通る石段を登ります。前山の登りは約3.2km、約4,500段あり、1.5〜2時間が目安です。

山頂では六奇阁と摘星台を訪ね、大きな周回路の 大环线 を歩きます。五指峰と台地の縁の展望台を結ぶ一周は約3.8kmです。約2時間を取りましょう。登りと山頂一周を合わせると約7.0kmで、入口から登山口、ロープウェイ駅までの連絡道も加わります。

下山は 黄石寨索道上站 からロープウェイを利用します。麓の白沙井駅に着いたら、園内バスで大氧吧广场へ戻り、南門へ歩いて出ます。

登りは歩き、山頂の散策を短くしたいなら小さな周回路を選べます。約1.3km、約1時間です。長い登りを省いて山頂を一周したいなら、大氧吧广场からバスで下側の駅へ行き、ロープウェイを往復利用します。山頂の約3.8kmと、その途中の短い階段は歩いて回ります。

前山登山道を歩いて下りると、約3.2kmの下り階段が加わります。登り、山頂一周、前山の下りの三つを合わせると約10.2kmです。黄石寨から園内の別の山へ移る場合は、下側のバス路線へ戻って乗り継ぎます。

卧龙岭から天子山へ登る

さらに長い階段登りに挑戦したい場合は、卧龙岭のルートがあります。東門から園内バスで十里画廊へ向かいます。

観光列車沿いの遊歩道を、三姐妹峰のある奥まで30〜45分歩きます。そこから卧龙岭の石段を登って天子阁を目指します。数千段の登り階段が続き、所要時間は2〜3時間です。

山頂では天子山と贺龙公园の展望台に1〜1.5時間を使います。上側のバスで 天子山索道上站 へ行き、ロープウェイで下ります。下側の園内バスで東門へ戻れます。

天子阁から歩いて下る別の道は、月亮垭から南天门を経て三所路口へ向かうコースです。三所路口から下側の園内バスを利用します。この道は卧龙岭の登山口とは別の谷の停留所へ出ます。乱窜坡を登る日は袁家界を巡り、天子山の長い登りは別の日に組みましょう。

天子山で峰林を別の角度から眺めたいなら、点将台と神堂湾の展望台を山頂の散策に加えます。長い階段を登った後に、この二か所を訪ねる時間を取ってください。

片道の乗り物代と出口からのバス

下山に黄石寨ロープウェイまたは百龍エレベーターを使う場合、片道料金は大人1人CNY 65 (≈ JPY 1,540 ≈ USD 9.7)です。黄石寨ロープウェイ往復は大人1人CNY 130 (≈ JPY 3,080 ≈ USD 19)、天子山ロープウェイ片道は大人1人CNY 72 (≈ JPY 1,710 ≈ USD 11)です。下りに乗り物を使うことで、膝への負担が大きい長大な階段下りを避け、山頂の散策に時間を充てられます。

入園と園内バスを合わせたチケットは大人1人CNY 236 (≈ JPY 5,590 ≈ USD 35)です。ロープウェイとエレベーターは別料金です。歩く日の前に張家界国家森林公園の入園チケットを予約できます。

東門の出口は武陵源の街にあります。南門から武陵源の宿へ戻る場合は、門の外で武陵源汽车站行きのバスに乗ります。通常運賃は1人CNY 8 (≈ JPY 190 ≈ USD 1.2)です。

南門付近に車を止めている場合、黄石寨コースなら同じ南門へ戻れます。金鞭渓を歩き通して東門に出た場合は、街と南門を結ぶ外回りの路線バスで戻る必要があります。

長い徒歩区間のための実用メモ

  • 乱窜坡や卧龙岭の階段を登り始める前に、水と食べ物を買っておきましょう。長い登りには、主要な乗り場ほど売店がありません。
  • 金鞭渓と十里画廊では道沿いにサルが集まります。食べ物はかばんに入れて歩きましょう。
  • 最後の長い徒歩区間へ進む前に、下山駅やバス停の係員に当日の最終便の時刻を確認してください。
  • 低い雲がかかる日は谷の散策に向いています。山頂の周回は、石柱と谷を見渡せる日に組みましょう。
  • コースを始める入口と入園時間帯を予約します。片道のロープウェイやエレベーターは、実際に乗る方向に合わせて選んでください。
参考資料と確認日